7'scarlet フルコンプ 感想
セブスカ終わりました…
はあ…終わりました…
先月花まにやる前、バイナリースターをごりごり進めてたころ地味に注文していました。
当初の目標は、バイナリースター→セブスカだったけれども、バイナリートロコンして2日日後に到着。とかだったので、ちょうど途中までしていた花まにを進め、終わらせ、セブスカに取り組もうかと思って少しやり、そのあとはなぜか遙か6にうつってました。なぜだろう、
そこから遙か6データないところから始めたので、のんたらしてたら全部終わるまで1か月かかってしまいまして…で、ほんと最近終わったので、セブスカ再開しました!
もともと、セブスカ自体買う気はなかったのですが、なんか暇になるとゲーム検索しちゃって買おっかなあって気になったところに、乙女ゲームじゃないけどシナリオがいいとおすすめされたのでポチりました(笑)
ANとかLGS勧めてくれた方なので行動はやい
ちなみに、逢魔が刻も気になっていたところ勧められたのでほいほい買いました・・・
いつやるかは未定です。
そんなこんなで、セブスカ感想です。
このゲームをして、この作品はひとつひとつのルートが話なのではなく、すべてでひとつの話だと個人的に思ってるので、感想はキャラごとじゃなくてまとめてにします!
別に最初のほうのキャラの書くことがないとかそんなことじゃないよ!!!ね!!そうだよね!
○迦具土ヒノ
この名前見ると禍津迦具土神を思い出す…
最近まで何回にもわたって戦ってきたしね!
最近まで遙か6やってたしね!
まあ、由来は一緒でも似ても似つかないよね!
最初、ヒノはさわやか系幼馴染み枠だと思って地味に楽しいのじゃないかなあ~じんわりくっつくのだろうなあ…って思ってたけど思ってたのと全然違いました!
個人ルート入ったであろう夏祭りからもうトラブルwww悪い予感しかしない…
しかも射的で意識失って…ってもう危ない臭いしかしない!!
イチコちゃん助けるときに撃ったのか!!って勝手にもうそこまで考えがいってました…
ヒノルートでは、イチコ兄と約束したから何を引き換えにしてもイチコちゃんを守るっていうのが強すぎて、ヤンデレ入っちゃうかと思いました…
必死になるけど必死になりすぎてヒノくんこわいで…って感じでした。
実はこの方、最初にたどり着いたのはノーマルエンドなんです。
え?終わり?ここで?バッドエンドかあ…って思ってたらエンディングあるので本気で戸惑いました…これが本当のエンドだと思ったけど、よく考えれば何一つトロフィーとってないんです…
あれ、これハッピーエンドじゃないのか!とノーマルエンドに歌がついてるだけでこんだけ焦らされた…!!
○甘梨イソラ
イソラくんは正直好みではなかったけど、まあやってやるぜ的な感じで始めました。
まあ、チャラい並みに楽しませてくれるだろうと思ってました…
すべて監禁男に頭を持ってかれました…
イチコちゃんを守るためにしていることはわかるのだけど、わかるのだけど、いや、お前それ、監禁な?
みたいな(笑)
そして、このルートのなかではイチコちゃんがイチゴを食べられない理由が出てきますね…
・イソラは母親に食べてもらうためにケーキを作っていた
・忙しいため食べてもらえず、それを偶然村に期間的にいたイチコちゃんが食べるようになる
・小さいときにイソラが作ったスイーツのイチゴが腐っていた
・そして、それをイチコちゃんは食べて倒れた
というものでしたね
アレルギーの極み的な感じかと思って構えすぎてたせいで、ショックから来るものだったか…
と勝手に思ってました(笑)もう、設定終わりなの??って(笑)
そして、忘れてましたけど、イソラくん、年下なんですよね…いやあなんか見た目でわからない!!
○櫛奈田トア
最初に見たときは、このキャラで積むだろ~だめだろ~って思ってましたすみません。
PVとかプレイムービーを見てもAーTOのことは見てなかったので、本編でのOP(CV森久保)とAーTOをみて、こいつじゃん…隠してる設定か…ってやっと気づきました(笑)
いつも通りこういうの気づくの遅くてね…
このような感じで期待ゼロだったんですが、始めたら意外と楽しくてトアくんルート楽しいじゃん!ってなりました。
ヒノは必死で余裕ないから落ち着けないし、イソラくんはもうヒノとどっか行くだけでやばくなるし…
その分、トアくんとの絡みはほのぼのして楽しいですわ
この特徴的なしゃべり方もおもしろくて、語尾に「~です、はい」ってつくのが楽しい
普通だったら早くAーTOだとばれてしまえ!って思うけど、トアくんのキャラだけで楽しいのでそんなこと思わなかった…
実際に、アイドルバレしてからは兄を探すことよりもライブを成功させることを優先したため、ちょっといいのか…?って思ったけど二兎追うものなんとやらってやつね (笑)
アイドルルート入ってるわけで、マネージャーがうるしゃーのですよ…
ガマキうるさいくそ~ってなってました!!
話の中でLOVESICKのブートレグの話出てきますよね、
業界のことは全く知らないので未知だったのですが、録ってからも歌詞って変わるんですね…
ほんとうにそんなブートレグなんてあったら貴重すぎて…!
でもこの曲の激しさ的に身ぐるみ剥ぐバージョンのほうが合いそうですね!
歌詞とアーティストのイメージってそこまで大事なのかなってそのとき疑問になったけど、かわいい女の子のアイドルソングの歌詞とかがすごい過激すぎるのだったらって思うと、なるほど…と納得しました(笑)かわいい夢を売るアイドルがパンツパンツとか言えないもんね(笑)
そして、マネージャーからの重圧だけでまだこいつ出てくるの~ってなってたら、いつの間にかライブは中止になってしまってどのルートでもライブは中止になるのは共通なのかと思ってました。
このゲームは珍しくどのルートでも起こることとか犯人とかすべて同じですよね。
他のゲームはルートによって事件が違うことが多いし、犯人とか大体違うのでその設定とかがルート共通なのはすごいいいなあと思いました。
そしてびっくりなのは、トアくんと話してると急に黒ずくめの集団に捕らえられます…
もうそんなときの私の思ったことはこれだけ!!
なんなんですか!あなたたち!やめてください!!!
黒ずくめえ?え?なにこれ?って思ってたらソウスケさんが止めてたし、困惑ですよ…
くそ~謎が多すぎる…!
結局、このルートではトアくんと心を通じてこの街で別れるのですが、純粋にこの二人は会うの大変だなあ…って思ってました。
だってトアくんアイドルなんだもんね…
でも、トアくんルート楽しかったです…性格と言動がおもしろくて
そしてさすが、エンディング曲がLOVESICKでした・・・しかも身ぐるみ剝いじゃうバージョン!フェイクファーなんていらないバージョン!
さすがです・・・!
○建比良ソウスケ
プレイムービーを見たとき5人の中でおもしろそうなのはこの人だなあと思ってました。その通りでした。
余談ですがこの声としゃべり方…アルトくんだ…ってじわじわ
ソウスケさんは朴念人で不器用キャラだと勝手に思ってたのですが、まあ思ってたのと全然違いました。
祭りは普通に誘ってくれるし、東京に帰ってもスコーン食べに行こうって誘ってくれるし、なんだこの人…
・・・楽しいじゃないか!
ソウスケさんは生真面目というよりちょっとズレてるのでそのズレが楽しくてこのルートは楽しくできました!
今までやってて、ヒノとは余裕なくて焦る系だし、イソラくんはヤンデレるし、トアくんは問題ないけど職業的に障害になるしで、ソウスケさんとくっつくのが一番平和じゃないか!くっつこう!!って思いました・・・
ていうか、すんなり東京に帰っても会う約束するソウスケさんいいわあ…ほんと何度も言うけど朴念人だと思ってたので・・・
そんな中ノルマである事件が起きます。
どのルートでも起こってた神社裏で亡くなった人、ソウスケさんのお父さんだったのです…
そして、ソウスケさんの小さい頃の記憶…
これ、お父さん掃除屋じゃん…闇…!って思ってたら怪しい怪し黒ずくめさんだったのですね!まさかの兼業にびっくらぽんですよ!
そして、この里のドンに組織に入れって言われます。トアくんルートのあのソウスケさんはこういうことであったのね。
そして、やっと!!、このルートでやっと!!!犯人が!!!
わかりましたね~
やっとですよ…5人中4人目でやっとです!
いやあ、この方にはほんと里の組織の方々にぶちのめしてもらいたいですよね~
びびりな私を何回にわたってもびびらせやがって!!!お面のスチル見るだけで怖いんですよ!!、もう!!!
ほんと、名探偵ソウスケくんのお陰で犯人も捕まったし、あとは二人で東京に帰っても会えばしあわせしあわせだね…ふぅ…よかったよかった
ソウスケさんルートは純粋に楽しかったです。
○ユヅちゃん
…漢字変換が出ませんでした。
何ででしょう…
締まりませんが、これで勘弁を…
最初のシナリオ増えましたね、
あの電話の前でのユヅちゃんの声、最初やったときは電話が話してるのかと思ってましたwwwwww
そんなわけなかったwwwwww
そして、逃げてた彼女の名前は、烏丸ツヅリ
Tipsの【これもまた、、運命・・・】というのを見てゾクッとしましたね…これだけでびびるくらい怖いのですよ…!!
そして、ここでユヅちゃんは彼女の ー屍者のー 話を聞き、屍者にも心があることを知り、彼女を逃がします。
これが彼の元の性格なんですね…
この方はプレイムービーだけ見て、鬼畜!無理、この人のルート心がもたない…って思ってました…
個別ルート入ったとたんお優しくなりました。
まさかのお優しさにびっくりしすぎましたが、お優しさのお陰でこのルート和やかに進みました~
この方の話は里の組織の話メインになるのだろうとは思ってましたが、まさかでした…
ユヅちゃんは組織の人間というより、組織から干されたけど、まだつかってやるぜ的なくっそ下っぱ人間でした…!
でも下っぱだからこそイチコちゃんと行動できて、こっちとしては楽しいルートになりました。
危ないことにあったらユヅちゃん守ってくれるし、くそ~こいついいじゃねえかくそ~
そして、犯人はイチコちゃんを狙います、
またびびらせやがって…
そんなとき助けてくれたのは、ユヅちゃん!!!!!…と一人の黒ずくめ
森までつれていって縛り上げます…そしてまさかの黒ずくめソウスケさん、
だんだんと組織に染まってるwww
それでもなお暴れる犯人ですが、これを抑えたのは、烏丸さんでした…【これもまた、運命・・・】
ってやつですね…
そして、目を覚ましたユヅちゃんのところにいくとまさかの記憶喪失…と思わせたユヅちゃんの冗談でした(笑)
俺は本当に心配になった。っていうのがその通りすぎて笑いました。
でも、そんな心配な彼女に寄り添っていくのがユヅちゃんなんだなあ……と
心暖まるルートでした…
○真相ルート
「では、正式に宣言します。奥音里禁忌倶楽部はこれで解散します。みなさん、お疲れ様でした。
以上—――― 管理人より」
「どうして屍葬組は屍者の話を聞いてくれないの?元は人間なんだよ?」
「おまえ、誰かを庇っているな?」
「もうやめてくれ・・・ぼくのために・・もう誰も傷つけないで・・・」
「自分ひとりが生きるために他人の命を奪う殺人鬼になんてなれないって。そういうやつなの・・・!」
限られた時間の中最高の最期のために動く禁忌倶楽部のメンバーやガマキにもう心が痛みました。
ライブ前に、トアと呼ぶガマキの声の暖かさに泣きそうになり、帰ったらというごく当たり前の言葉に切なさが溢れました。
「何もできなくて、ごめん」というユアちゃんに涙が溢れました。
この話は双子の絆の深さに心が打たれます。
犯人はヤス。そういって入ってきたユアちゃんの言葉が重かった・・・
「あんた最低だね。」
「それってあんたの人生でそんなに必要なものなの?」
「正気じゃない。おかしいよ。」
ここのやりとりで、ユアちゃんの強さ。そして、なによりある意味でのヤスの人間らしさを感じました。
大方の人間はみんなヤスなんだと思います。長い者には巻かれるようなそんな感じ。
そんなヤスの人間味が感じられたからこそ、ユアちゃんの強さ、愛を感じました。
いってらっしゃい、トア。というユアちゃんにわたしは涙しました。
そして、一曲だけのA‐TOのミニライブ。
途中から伴奏で重ねるガマキ。
ガマキがピアニスト~っていうのはこの伏線だったのですね。泣いた
「ありがとう。みんなありがとう」といいながら散っていく彼と、彼の名を呼ぶガマキがもうつらかった・・・
このルートでトアくんとの未来はないんだとわかってしまって、とても悲しかったです。
でも、この作品はその変えられようもない事実をよくわからない能力で変えることもなく、タイムリミットがあり限られた時間を最後まで精一杯生きるその苦しさや辛さ悲しさ、周りの無念さをいい意味で突き付けられました。
本当に悲しく切ない真実で、決してハッピーエンドではないかもしれません。
でも、この筋の通し方、切なさはとても美しいと思います。
○夜刀神ハナテ
「おかしいな。この世界が、去りがたくなるなんて・・・
全部お前のせいだ・・・イチコ」
この一言が重かった・・・消えないでくれよ・・・ほんと悲しすぎる。
「わからないの。わからないけど、すごく悲しいの」
「悲しくて、悲しくて・・・。涙が止まらないの・・・。どうしてだろう?」
この言葉が胸に響きました、ヒノの言葉より(おい)
イチコちゃんはアルビノという狙われる存在であった。
しかし、紫姓草を燃やしアルビノを狙う屍者の存在は根絶した。
彼女の安全は保障されたが何よりも大切な存在も消えてしまったこと、そして、その大切な存在の記憶が消えてしまったこと。
それは、ずっとなぜかわからない虚無感として一生残るのではないかと思います。願望も含め(笑)
この町で起こる、絶望という名の奇跡。
死んでしまったこと、屍者になってしまったこと、追われる存在になってしまったこと、二度死ぬこと、”人間”ではなくなってしまったことは絶望である。
けれど、そのような存在でありながら残された時間を自分のために、周りのためにどう生きるか、するか、時間を与えられたこと。その時間こそが奇跡なんじゃないかな~~というのがセブスカを通してのわたしの考えです。
還るべき場所に還る。
という終わり方はとても切ないですがこの作品のそれはとても美しいと思います。
本当にこの作品がすきになりました。セブスカロスも大きいです。
乙女ゲームとしての話は別になりますが、この作品にそれは求めてません(笑)
ちなみに好きなキャラはユキちゃんとお兄ちゃんかなあ
最後に、
『To say goodbye is to die a little』
直訳すると
『さようならを言うことは、少し死ぬことです。』
という意味ですが、この一文の意訳にはどんな意味があるんでしょうか・・・
考えすぎかもしれませんが、もし考えがある方がいらっしゃったらぜひ考えをききたいです。
長々とありがとうございました。